片想い日記〜中学編〜
結局なんだかんだ
学校に慣れはじめた私達は

先生がいないところではみんな男女話したりしてる。

私は自分で言うのもなんだが男友達が多い気がする。

男子の中では私は全く恋愛対象に入ってないのかな…

「よし、結衣。喋りかけに行きな。今ちょうど小林くん一人みたいだし」

と言って背中を強く押し出された

つまづきそうになって、前のめりになってたら

め、目の前には張本人が。

ち、近い!

慌てて離れて呼吸を整えてる間に

「どうかした?なに?オレになんか用?」

と言ってきた

や、やばい。他の男子とは違って言葉がうまく出てこない…

「あ、さ、さっき、line追加しちゃってごめんね!」

「あー。大丈夫」

返事が素っ気ない気がする。
< 15 / 38 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop