My school life 〜first love〜
学校に着いたとき、珍しくまだ授業中だった。

着いたときはね。

教室の前に差し掛かったとき、丁度チャイムが鳴った。

「やっぱり休み時間かよ…」
「ドンマイ、零。」


なんだお前、わかってて時間ずらしたな…

ーガラッ!ドンッ!

わらわらー…


「優さん、零さんおはようございまーす!」
「キャー、ユウレイコンビだ!!」
「今日もカッコイイわぁ。」


一瞬で包囲される俺ら。



うるせぇよ!!

何なの?マジで何なの?!

大体そこ退いてくれる?中入れないし。

「ちょっと道開けてくれる?」

「「キャーッ!!!」」


…なんだろう。一層うるさくなった気がする。

よし、わかった。
俺がおかしいんじゃなくて、コイツらだ。
普通、こんなのは起こらない。

気のせいだ。そう、木の精だ!!←




…俺も壊れたかな。


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