ずっと好きだった。
翔馬にそんなこと言われる。

「女の子は小さいほうが可愛いのよ。

あんたは黙ってなさい」

ありささんはそう言って、あたしをフォローしてくれる。

「はいはい。もー俺ねるわ」

翔馬が自分の部屋に行って、その数分後。

がちゃ。

「ありさぁ。」

ありささんのお友達らしきひとが入ってきた。

「え?満里?どうしたの?」

「もー。聞いてよー。彼氏にふられてさぁー。」

「あー。はいはい。ちょっとまってね。

みちるちゃんごめーん。今日翔馬の部屋でもいいかな?寝るところ」

えっ。それは…でも。住まわせてもらってる側だし…。

「わかりました」

あたしは仕方なく、翔馬の部屋に。

ノックをする。

中から翔馬がでてくる。

「ん?どうした?」

「今日、ここで寝てもいい?ありささんの部屋に、

ありささんのお友達が来てて…今日は翔馬の部屋でって言われて」

「…。いいよ。」

間があったけど…。ま、いっか。
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