ずっと好きだった。
「平瀬ー。帰ろ」

「えっ!翔馬?」

「嫌なら、1人寂しく帰っていいよー」

こいつ、楽しんでる…。

「一緒に帰ります。」

「ん。行こ」 


駅からあたしたちの家はそれほど遠くなくて、

すぐあたしの家まできた。

「じゃね。また明日部活で」

「おう」

三日間あった修学旅行も終わって、

高校生活最後の行事も減っていくなー。

部活も頑張らないとね。うん。

翔馬への気持ちは…部活が終わったら…きっとね。
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