17の裏切り

友達に裏切られた気がして、でも、友達も裏切った気がして、誠司にはガッカリして

涙が止まらなかった…

生きていたくないって想って

カッターナイフを右手に握りしめ、初めて自分の手首を切った

流れだす血の暖かさを知り、傷みも知った

数時間して落ち着いた私は、誠司にメールした

私「ねぇ、何で?圭織のこと言ってくれなかったの?」

すがるようにメールした

誠司「お前の為だろ」

前までの誠司とは全然違った
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