あの頃のキミは

「それに…これからゆっくり一緒に思い出していけるだろうから…」


あ…

また。

どうしてそんなに

悲しそうな切ない顔をするの…?

そんな凪くんの顔を見ていると
私の胸は締めつけられていくんだ…。


「できたわよー」

美佐ちゃんに呼ばれた瞬間、さっきまで頬にあった手がパッとひかれた。

なんだか名残惜しさを感じる…





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