tertiary
タイトル未編集
「それ本気で言ってるの?
やっぱり君ってば変わってるし、
ちょっとセンス疑うなあ(笑)」

派手なピンクとグリーンで
描かれた大花柄のマグカップを
握っている私を見て先生は笑った。

「ちょっと〜、いちおデザイン科!
出てますからね〜!!わたし!!!!」

「冗談(笑)
君が選ぶものはどれも素敵だよ、
早くこれでトマトジュースを
くいっといきたいもんだね」

「なんでそこ、トマトジュース(笑)?
先生の方が変わってます!!
普通コーヒーとか紅茶とか」

来月から、わたしたちの暮らしが始まる
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