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第4章 1年目 冬

~二度目の急変~

12月
 
街は白くなっていた。

病院の前にも雪が積もり、窓は雪と寒さで霜がついている

 
――――――ピッピッピッピッピッ


「葵、、、もう12月になったよ。
早いよな、、、そろそろ、起きないか?

いつまで、、寝てるんだよ。」

そう言って隣を見た。

ベッドには酸素マスクと心電図をつけている葵。

そう、一ヶ月前の夜。
二人で話をしていたら葵が急変した。
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