Heartless
‐許‐
彩はどうしよう‥‥。
そう困っていると
(プルルル プルルル)と携帯が鳴った。

彩から電話が来た。
私は出るか迷いに迷って電話に出た。
「もしもし。さっき電池切れちゃって‥‥ごめん。他にも色々ごめん。」
私は怒られる前に言っとこうと思いすぐに謝る。

案外簡単に彩は許してくれた。
「まだ言ってんの。そんな事。別に麻美は悪くないし‥‥いいよ。もう。」
私はこの瞬間気が抜けたように『ホッ』とした。そして(電話に出て良かった)と思った。

そして次の日、私はとんでもない悪い事をする。
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