年下男子の休み時間

隣にいつも





唯香ちゃんに叩かれて一週間、私は二股の濡れ衣が晴れない日々を過ごしていた。


クラスでも廊下でも、噂話に盛り上がる人の声がやたらと大きく聴こえて耳に入る……。


同学年から人気の湊の事知る人も多くて、下の学年の人からも噂されているのが分かった。


校内を歩くのは嫌だったけど、




そんなことより、私は湊に嫌われた事の方が重症だった…




私は、自分の机に頭を着けながら窓の外を眺める…



あれから、友達も心配して集まってくれたけど…元彼にフラれた時より辛くて黙っていても涙が溢れ落ちた。


< 103 / 165 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop