新撰組と神の護り手伝説

十人十色じゃ色が足りないと思う

ペしペし


誰かが頬を叩いてくる。



…安眠妨害、断固として反対ー


叩いてくる手をがしっとつかみ、一気に捻りあげる。


沖「痛い痛い痛い!吹悠さんお早うございます。朝食に間に合わなくなりますよー」


『…後どの位?』


「半刻もありません」


ふうん。半刻も…ない!だと?



『いうのが遅い!』


布団をばっと飛び出し、着替えの着物を掴む。



『沖田はあっち向いてろ!こっち見たら見た秒数分、指を削ぎ落とす!』


沖「あ、え。なんか現実的で怖い」



ものの1分で早着替えを済まし、朝食会場へ向かった。

< 55 / 266 >

この作品をシェア

pagetop