恋に一番近くて遠い君
「上手くいくといいね」


陽生君の恋を応援したいしなぜか陽生君なら私達でも深く踏み込めない天良が隠している思いを読み取ってくれていると思った。


二人が幸せそうに楽しそうに笑いあってるところを想像するとお似合いだなと感じた。


「そうだな。俺らも突っ立ってないで帰るか」


「うん」


正門を出た時陸玖がふいに手を差し出してきた。


「??」

えっとどうすればいいの?


「ばーか。こうだよ」


そう言って陸玖は私の手を握った。


その行動だけでどきどきする。


「陸玖、私今とても幸せ」


「あぁ、俺も」


二人で顔を合わせて笑う。
この幸せがずっと続きますように━━

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恋愛(純愛)59ページ

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いつも隣から見ていた だから分かっていた この恋が叶うはずがないと 二人を困らせたくない だから私はこの想いを 心の奥底にしまいこんで 応援するよ 大好きな二人だから 幸せになってください ・.━━ † ━━.・━━ † ━━・. 『恋に一番近くて遠い君』の 美海の親友天良がヒロイン あの日あの時あの時間に 天良は何を思い何を見ていたのか そして陽生は どんな思いで天良を見ていたのか 天良の恋物語、陽生の恋物語を描いた 本編とは違う~another story~ .・━━ † ━━.・━━ † ━━・. 恋に一番近くて遠い君 ↓↓↓ 恋に一番近くて遠い君~another story~

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