あたしと彼は添い寝ふれんど。
お話の続きを聞かせましょう。


「う~ん甘くて美味し~」

「よかったね」


あたしは今莉緒とアイスクリームを食べに来ている。

季節は夏。暑いからちょうどいい。


「も~結依も食べてよ~美味しいから~」

「……うん。冷たいね」


莉緒は甘くて美味しいってゆうけどあたしにはわからない。
ただ冷たいなってゆうのが素直な感想。


「少しずつでいいんだよ」

「……ごめんね」

「もうなんで結依が謝るの~?結依変なの~」


つまんないはずなのに。

だって、味のわかんない子と食べにきたって楽しいなんて思わないでしょ?

だけど莉緒はいつも笑顔で、
あたしはいっつもその笑顔に救われてるの。


「てか結依、昨日黒田君と一緒だったんでしょ?」

「うん。たまたま会って、なんかそうゆうふうになったんだ」
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