手をのばせど…
ぬくもり


身も心もボロボロなあたしに

あなただけが 手を差しのべてくれた

思わず掴んでしまったその手は 

暖かくて 離しがたかった

微笑むあなたの優しさは 立ち上がれたなら

離さなければならない ぬくもり…

わかっていたのに

充分すぎるほど…

あなたの優しさが 愛情ではないことぐらい 

でも 見つけてしまったから…

あたしの心の奥に 小さな光

いつか 願いが叶わないまま

流れて消えるとしても

側にいさせて

あなたに愛する人が見つかるまで…




< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop