野良犬…
第一章 イジメ
桜音信一誰にでも噛み付く野良犬の様な少年で 桐原正斗を影で支えてきた男の話だ!

小学校三年生の話である

信一はクラスの全員からイジメを受けていた
「おい!お前んちきたねー所だろぉー?」
「お前汚い俺に近づくな」
「俺のもんに触んなけがれる!」
「私達に近づかないで話しかけないでマジキモい」
「先生は貴方の口の態度が悪いからイジメられると思います貴方が全部悪いんでしょう!」
「クラスから出てけようぜぇーんだよ!」
そう言ってみんなが信一をバカにしながら大笑いする
先生は自分の事しか考えないで相談に乗らない
親には、心配かけたくない
信一はただただイジメられるしかなかった
そんなある日誰かが言った
「お前の親うぜぇんだよ親子そろってな!」
その言葉を聞いた信一は反射的に椅子を持ち
周りにいる奴らを殴った
それしか出来なかった
まだ小学校三年生の力ではこれが限界だった…

次の日学校に行くとクラスの中心的な存在である
堀口大和と村末亜室に呼び出しをくらった
トイレで大和と亜室のグループが信一を囲んでいた
大和は信一を殴った
「お前は黙って俺らにやられてりゃーいーんだよ」
そう言って5人に袋にされた…




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