桜日記〔完〕

愛すこと

―チュン、チュン

目が覚める。

病院。

あ、そっか……。

きぃとキスしたあと…

―――――――――――

『……っ』

痛い。痛い。痛い。痛い。頭が、割れる!
息が、できな…。

『桜子?桜子っ!!!!!!』

『だ…ぃ…じ…ぶ…』

笑え、いつも見たいに、大丈夫って。

言え。


あたし、まだ早いでしょ?

なにしてるの。


まだ、まだ早いよ!

『桜子…っ。』

きぃ、そんな顔しないでよ。

笑ってる顔が好きなのにな。

あたしは…。

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