桜日記〔完〕

待つこと

「おす!」

「愛。遅い〜。一分遅刻だよ〜。」

愛と仲直りして、一週間たとうとしていた。


相変わらず、きぃは来ないけど…。

愛が来てくれるからあたしは嬉しい。

本音だよ?もちろん。

本人には、言えないんだけどね…あはは。

素直になるの嫌いなの。

嫌いと言うか、苦手。

「一分?!良いじゃん!一分だよ。あはは!」

「ばーかっ!!!早く会いたいんだもん。暇なんですよ〜?」

「なんもないね…。確かに寂しいね。」

「でしょ、でしょ?」


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