ジュリエットじゃ終わんない
「それ酷いだろー!ひと口なー?」

そー差し出されたパンに、とりあ かぶりつく。と…


驚いたよーな顔の柊也が、視界に映る。


慌てて視線をロックオンするも…
その前に逸らされる。



なに今の…


え、ヤキモチ?
うそ、ヤキモチ!?
てか、妬いてよ!モチ!!

ん?…まいっか。



浮かれたあたしに…

豊田の導きで悪魔降臨。


「それよかさー、今日期末の範囲配られるなー」


「ええっ!
もーそんな時期!?」


この前中間だったばっかなのに…

テストって、なんでこんな多いんだろ。



落ち込むあたしに…

柊也の提案で天使到来!


「昼休み、勉強する?」


「うそ、マジ!?
よゆーでするしっ!」


俄然ヤル気が出て…

足引っ張んないよーに、気合。








ただふと…


みんなでした勉強会が、心を痛めた。


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