ジュリエットじゃ終わんない
瞳を大きくした柊也と…


ただ、ただ、見つめ合う。




ものすっごいドキドキで応えを待つその時間は、よけー長くて…



なのに、返って来た反応は。



グッとあたしを引き起こすと同時、
視線を逸らして…


そのあとすぐに、背中を向けて立ち去ってく。




「え…、柊っ…」


流された告白にキョトンとしながらも、
慌てて応えを追っかけよーとした瞬間、


立ち止まって、呟いたキミ。



「……いだよ」


「…えっ?」



聞き取れた言葉のカケラにヤな予感が走ったけど、

聞き取れなかったカケラを追って…



予感どーりの結末。





「俺は嫌い」













きっと、バチが当たったんだ…


穂花を傷付けたクセに、自分だけ楽しんで。




去ってく柊也の後ろ姿を、茫然と見つめた。


< 151 / 297 >

この作品をシェア

pagetop