ジュリエットじゃ終わんない
そして、いつの間にか…

柊也&穂花、豊田&香織で盛り上がって、取り残されてるあたし。



自然と、周りに意識を向けると…

どーやらいつもの悪口女子らも、同中距離感に圧倒されて、取り残されてるカンジ。


ざまぁ!って言いたいトコだけど…



こいつらがライバルのが、何倍もマシだったかも。




「じゃあ、ぱられるワールド(遊園地)行こっか!
ねぇ、香りん達もそこでいい?」


気になるワードを引き連れて、穂花と柊也が香織に注目。


「んっ?どこ!?
(豊田と)話してて聞いてなかった!
でも、どこでもOKだよ〜」



ちょっ…それって!

「みんなでどっか出掛けんの!?」


慌てて食い付くと…


ビミョーな空気が流れる。



えっ…なに?
踏み込んじゃダメだった…?


戸惑うあたしに…

穂花が気まずそーに、状況説明。


「あ、あのねっ、
前々から約束してたの!
GWに、私と柊也くんと香りん達カップルとで出掛けようって…

みんな同中仲間でさっ」
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