ビターな僕の甘いレディ



―――…




「…夏生!!大丈夫!?」




ひなのの声がオレの耳に響く。



目を開けると、そこにはボロボロのひなの。



周りには、森の中の森って感じの自然が広がっている。




体が痛かったけど、何とか起き上がるとオレのジャージもボロボロで泥が半端なくついていた。




「……どこだ…ここ…」



「崖みたいなとこが低くて助かったけど、完全に迷ったみたいだね。」




オレらがいる森は、殆ど手付かずって感じの森で下手したらクマでも出て来そうな雰囲気だった。






―――…マジかよ…



オレって本当についてない。



ひなのと二人で迷子とか笑えないっつーの。









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