ビターな僕の甘いレディ

Story2




「夏生、ばいばいのチューして♪」




別れ際、そうねだる彼女のおでこにキスをして別れた。




やっぱりこの位の軽い付き合いが全然いい。





家に帰り付き、自分の家に入ろうとした時―…




「…夏生ー!!」





後ろからいつもの声。




………またか。




この様子だと家に入れるのは一時間以上後だな。









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