ヘタレな俺の恋

言葉足らずは、誤解を招きます!

なんという間の悪さ



瑠美とちゃんと話をするため

カフェに入った


「なんで、結のとこに通ってんだよ…
嫌がらせかよ?…ざけんなよ!!」

「浩一があの子と住んでるってわかってから、不安でたまらないの
だから…あの子にお願いしてるの」

「何を?」

「……」

「言えよ」

「出て行ってって…」

「最低だな……」

「最低なのは、浩一もでしょ?
あの子が出で行かないのは、浩一が好きだからでしょ?
同居人だとかいって、浩一のこと
あたしから、取り上げようとしてる!」

「シェアハウスだぞ?5人暮らしだって
言ってんだろ?」

「それって、浩一もあの子を同居人だって思っているってこと?」

「今はな… 」

だけど、結を取り戻したい

そう続けるはずが……

「よかった……ごめん
私、自信なくて……
あの子に八つ当たりして……
謝らなくちゃ……」


「謝って貰わなくて結構です!」


振り返ると
結と青葉さんがそばに立っていた


「浩一くんも同居人だって、思ってて
よかったね!瑠美さん?
迷惑だから、もう来ないでね!
お幸せに!」

ん?

俺、瑠美と結どちらも誤解させた?

え?

青葉さんの服を引っ張り、店を出て行く


うそだろ……



俺……完全に終わった







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