パラサイト・ラブ




「海里…」

「美蘭、どうした?」

「ううんなんでもない。それよりどうしてここに?」

「戻ってきたって言ったらダメか」

「え…」



動揺を隠せない私の背後から菅田が顔を出した。



「笹本、お客さん?」

「あんたは昨日の…」



一気に険しい顔を見せた海里は、私を引き寄せ自分の後ろに隠すと菅田の前に立ちはだかった。


二人の間にピリピリとした空気が漂っている。


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