―詩集― 薔薇の赤・百合の白

囚われの身


少しでいい

光に溢れた世界に触れたい

遠すぎる君の居場所

苦しくて

息も出来ない




願っても

ガラスの壁は壊れる事もなく

目の前で泣き崩れる君の肩を

支える事も出来ず

私は今も

光の世界を夢見て

祈り続けるだけ…
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