クールなヒーローに甘いお菓子を。





…正直な話、私だってそんなに強いわけじゃない。





別にこんな幼稚なイジメや陰口が平気なわけでもない。


本当は、辛いよ?





朔の言われた通り、最近増えてる傷だって痛いし。


隠された靴とか教科書を探す時だってなんか泣きそうになるし。



“なんで私が”って思うこともある。






けどね。


それ以上に、私は朔といたい。



朔と、真希と、白咲君と、4人でいたいんだ。





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