クールなヒーローに甘いお菓子を。

*そばにいたい



(千秋 side)





舜から全てを聞いた。




「じゃ、またな」

「うん…またね」



苛立ちも一切なしに舜と話したのは本当に久しぶりで、少し嬉しく思ったり。




舜と分かれて教室に戻った時には、もうすっかり落ち着いていた。




「ちょ…っ、千秋!どこ行ってたの!?」

「あ、真希」


…のも束の間で。


教室に戻った瞬間、真希が凄い勢いで詰め寄ってきた。




「朝も騒ぎがあったみたいだし、昼もすぐ千秋消えちゃうし!」

「ご、ごめんごめん」

「もう〜っ!…で、何があったの?」



真剣な顔で聞いてくる真希は、いつも私を心配してくれる大切な友達だ。



< 220 / 265 >

この作品をシェア

pagetop