クールなヒーローに甘いお菓子を。




ねぇ、舜。



私は、必要なかったかな?






「私は────「ちあ」







そこに、聞こえるはずのない声が聞こえた。






さっきも助けてくれた、優しい声。





「……朔?」



そこには、息を切らした朔がいた。






< 82 / 265 >

この作品をシェア

pagetop