キミじゃなきゃダメなんだ


「ご、ごごごめんなさい」

「........」


急いで、校舎に向かって走った。

顔が見れなくて、先輩の横をサーっと通りすぎて、先に靴箱の前にたどり着く。


そして、もう一度振り返って、先輩を見た。



....先輩は、穏やかに目を細めて、私を見つめていた。












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