４人の狼と１人のひよこ

『え、そーなの？笑』

じゃぁ風獅の笑顔見れたらレアなんだ!

風獅の笑顔を嬉しく想ってた。
知らない間にもぉ友達になってたんだね笑

雅麒「人のタイマン中に何してんだよ!」　
　　　　　　　　郁美「風獅笑ったよ!」

おっと、風獅の奇跡の笑顔に必死で
今喧嘩中の生意気俺様野郎忘れてたぜ。
しかも、郁美が被せるように言うから
最後何言ってるかわかんないし。。。笑
てか、風獅の笑顔ってそんなレアなの!?

雅麒「じゃぁ。すぐ終わらせるから
　　　なんで笑ったか教えろよ!」

郁美「早くぅ!!」

レアなんだね。
喧嘩＞風獅の笑顔なんだね笑

雅麒の喧嘩も
最後に雅麒がマウント取る体勢になって
そっから拳の嵐。
最後に郁美に止められ終了。

綺麗。綺麗過ぎる。
今まで見たどの試合より華麗な試合？笑
一般女性からすると
「はっ？」ってなるかもだけど
アタシからすると惚れるに値する価値。

『……………すごい』

郁美「ん？なんか言った？笑」

『んーん！大丈夫！なんでもないよ！』

やっば、声出てたみたい笑
それぐらい夢中になってた笑

雅麒「で、なんで笑ったんだよ!!」

郁美「えーっ?教えなぁいww」

雅麒「ちょ、おま、教えねーのかよ!!」

郁美、縁、アタシ「はははははははww」

風獅「……舞菜……なんかしてるの」

ん？あー、格闘技系のことね？

『アタシゎ何も笑
　　見てるのが好きなんだよね♬』

風獅「……そーなんだ。
　　　　今度行く？」

………………え？wwww

雅麒「めずらしーなお前から誘うなんて」

風獅「……舞菜……他のと違う」

郁美「あー、それ想ったかも！
　　　　【黒狼】の地位目当てじゃない
　　　　　　ってことだよね？笑」

縁「あー、確かに!!
　　　今までだったら
　　　　速攻言い寄って来るもんね!」


え、なにそれ。有り得ない。気持ち悪い。
すっごく不快な顔をしてたと想う。

雅麒ゎアタシの顔を見て

雅麒「大丈夫だ。
　　　誰もお前をそんな女なんて
　　　　おもってねぇよ。」

こいつやっぱ素ゎ優しいんだ。
いつもめんどくさそーに返事するから
初対面の子ゎビビっちゃうんだよ。
『もっと優しくすればいーのに』

雅麒「はぁ？」

やっばっ。また心の声が。。
この癖治さないとな笑

『なんでもないよ!笑』

不機嫌そうに雅麒ゎ

雅麒「あ?嘘つくな、なんか言っただろ?」

『言ってないよ!』

縁「もっと優しくすればいーのにってさ」

この縁の馬鹿!なんで言うのさ!

それを聞いた生意気俺様野郎ゎニヤニヤ。
すっごく怖いんですけど。

雅麒「わかったよ。優しくしてやるよ。」

………あれ？
なんか素直だと拍子抜けしちゃうんだけど
でも、優しくしてくれるって言ってるし
まぁいっか笑

『まぁわかってくれればいーんだけど？w』

調子に乗ってるアタシを尻目に
郁美、縁がコソコソ喋ってるのを
アタシゎ全く知らなかった。