君が居た頃。


いつか、じゃなくて
今伝えたい。


側に居て欲しい。


「湊魅が……好き……
大好きなの………!
ずっと側に居たいの……」


溢れる想いは
口に出したら止まらなくて、
涙のように次から次へと
零れていく。





「大丈夫。
なんだって出来るよ
二人なら」





弱虫で、一人じゃ何も出来ない私達。
必然のように出逢い、
心を通わせた。




これからは、
なんだって出来るよ。




君となら。

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