偽装恋愛カレカノ



「行くぞ」


私はまともな
説明も
出来ないまま

蓮先輩の部屋に
連れて行かれた。


「あっ、
お世話に
なります!」


はぁあ・・


「なぁ。芽衣」


「なんですか?」


「敬語。
敬語やめようや」


「へっ?
・・あっ、」


「約束」


そう言って
小指を出してくる


「…はぃ」


「さっそく
破るなよ」


「…あっ
うん!」


「上出来♪」


「じゃあ、
ベット使って
いいから」


「え?
蓮先輩は?」


「俺は床に
布団敷いて寝る」


「そんな・・
だったら私が
床で寝る」


「いいって」


「でも」
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