偽装恋愛カレカノ


ふぅ・・


「今日は
朝ごはん食べる?」


「少し・・だ…け」


「分かった」


少し時間が経つと
座っていた私の
前に目玉焼きが
おかれた


「ありが・・と」


そう言うと
お母さんが
紙とペンを
私に渡した


「ど・・して?」


「無理しなくて
いいんよ」


「わた・・し
む・・りし…てない」


「お願いだから
使って?たまに
喋ればいいじゃない」


「そんな・・んじゃ!
いっ…しょう声、、
出ないじゃん!!」


私なりに
出ない声で叫んだ。


「でも・・」


お母さんを
無視して私は
目玉焼きを食べる


ごめんね・・
お母さん。


私、無視なんて
したくない。


だけど
無理じゃないよ。


自分のせいなの。

だから頑張らせて


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