俺様富豪と甘く危険な恋
「お前を危ない目に遭わせたくなかったが、早く事件を解決したいために無茶をしたんだ。死ぬほど怖がらせたが、あれはお前の命を絶対に守りきれると踏んで決めたことだった。いつまでも籠の鳥では居させたくなかった。結果……今の俺たちには2日しかなくなったが。俺の愛が信じられないと言うの――」

「もういいんですっ!」


栞南は蓮の唇に人差し指を置き、首を横に振る。


「朝日奈さんに愛されて、幸せです。こんなに幸せな気持ちになれるなんて思わなかった」


涙をにじませながら栞南は蓮の唇にキスをした。


「私も……残り少ない時間を朝日奈さんの過去の女性たちに振り回されたくないです。だから……ふたりだけのことをだけ……」

「ああ……もちろん……」


蓮は栞南の額に口づけをしてから、慈しむようなキスを少し震える唇に重ねた。




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