俺様富豪と甘く危険な恋
栞南は顔を美羽の言う入り口の方へ向けた。次の瞬間、あ然となり、口をポカンとあけたままで固まった。
白とピンクの風船でアーチが作られた入り口のところに男性が2人立っていた。
「あ……」
(どうして……?)
美羽の言うカッコいい人とは栞南が毎日会いたいと切望していた人だった。
パーティー会場の入り口に立つ2人はかっちり黒っぽいスーツを着ている。5メートルほど離れていても、妖しい雰囲気をもつ蓮は健在だった。
「栞南? どうしたの? あの人たち、カッコいいよね?」
「レン……」
蓮は自分の方を見ているようだった。すぐ斜め後ろのところにダニエルがいるから教えてもらっているのだろう。
「栞南、知り合いなの?」
蓮は栞南の方をまっすぐ見つめて、こちらに向かって歩いてくる。蓮の堂々としたいでたちからパーティー出席者は避けるように脇へ退いていく。
驚きで身体が金縛りにあったように動けず、茫然と見ていた栞南だが、彼らがあと3メートルほどのところで一歩踏み出した。
白とピンクの風船でアーチが作られた入り口のところに男性が2人立っていた。
「あ……」
(どうして……?)
美羽の言うカッコいい人とは栞南が毎日会いたいと切望していた人だった。
パーティー会場の入り口に立つ2人はかっちり黒っぽいスーツを着ている。5メートルほど離れていても、妖しい雰囲気をもつ蓮は健在だった。
「栞南? どうしたの? あの人たち、カッコいいよね?」
「レン……」
蓮は自分の方を見ているようだった。すぐ斜め後ろのところにダニエルがいるから教えてもらっているのだろう。
「栞南、知り合いなの?」
蓮は栞南の方をまっすぐ見つめて、こちらに向かって歩いてくる。蓮の堂々としたいでたちからパーティー出席者は避けるように脇へ退いていく。
驚きで身体が金縛りにあったように動けず、茫然と見ていた栞南だが、彼らがあと3メートルほどのところで一歩踏み出した。