愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~

「え…?そうなんですか?」


「嶺上花先輩は比較的家にいることが少ないですが、京雅さんが嶺上花先輩の家にいると仮定するなら自動的に家に明日はいるでしょう。」


「亜季夜くん…。」


「あの女はたぶん、京雅さんを自分の物にしようとする。」


亜季斗が静かに言った。


「自分の物って…。」


「真琴、考えてみなさいよ。婚約披露パーティーを壊されたことで二人は自動的に婚約を破棄されたのよ?私があいつだったら私のお腹に京雅の赤ちゃんがいるって嘘ついてまでも婚約するわよ。…まぁありえないけどね。」


「赤ちゃんて…!!」


途端に変な汗をかいてきた。


もし、もしそんなことがあれば京雅は断れなくなってしまう…!!


「とりあえず、明日にして今日は帰ろう。」


拓馬の言葉でそれぞれが家に帰った。


「真琴ちゃん、送るよ。」


拓馬は真琴のカバンを持っていった。


「ありがとうございます‥。」


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