愛され姫様!?~イケメン5人の王子様に囲まれて~

気づくと私は大好きな匂いの中にいた。


「初めからそう言っとけ…ばか…っ。」


「…きょ…が…?」


「なん…で…イギリス行ったんじゃ……。」


『京雅、イギリスに行くのよ。』


確かにお義母さんからはそう聞いた。


「…自分の女置いて行けるわけねぇだろばか真琴。」


〝ぎゅぅっ…〝


痛いくらいに抱きしめられる。


「ごめっ…ごめんなさいっ…」


「沙智っていう女に金貸そうと思ってたり、俺の前から勝手に消えたり。」


(そうだっ)


「あの人っ!!あの人何もしてないっ!?」


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