あたし、ぶりっ子始めます




学校についた。
ほとんど、生徒がいない。

そりゃ、そうだ。
いつもは、烏蘭の基地によっていくけど、
今日は家からそのままきたから。


上履きに履き替え、誰もいない廊下を歩く。
あたしの耳には、あたしの歩く音だけが聞こえる。


ガラガラ

教室の扉をあける。


「えっ…。」



< 119 / 243 >

この作品をシェア

pagetop