天国へのカイダン
「明日香〜速い」


テニス部に所属してたくらいだもん。


でも、私は、ピタリと止まってボォーとしていた!


私達の死


誰か気づいているのだろうか?


私は、それが一つの心配事だった。


でも、親も気づいていないだろう。


都会で死んだんだから!


原因は、凍え死んだ事


「明日香?」


私は、泣きながらポチを抱いた!


「どうしたの?明日香?」


グスッグスッ


私は、泣きながら、ポチに涙を拭いてもらった!


「明日香!登ろう!カイダンを」


「うん…………」
< 27 / 45 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop