鳩のジョニー
生きてるって何だろう
鳩二郎「ぽっぽっぽ…。鳩ぽっぽ……」



ジョニー「くぅ〜っ。いつ聞いてもしびれるぜ。鳩二郎さんの歌声は。」



マイケル「しかし、俺達ってなんかこう…。熱くねぇよな」



ジョニー「どうした?マイケル?らしくないぜ?」


マイケル「人間達はなんか、働いたり、スポーツしたり。

いろいろとスリルがあるんじゃねぇか?

俺達は屋上にいたり、

神社にいたり、

公園にいたり、

…なんかいるだけじゃん?

たまに人間に変な物食わされるし…。

いつそれで死ぬやら…」



ジョニー「確かに…。


ってお前、やけにブルーだなおい?

やめてくれよ、オイラいま下痢気味なんだからさ」



マイケル「いやな、なんかせっかく生まれたんだからよ。

男として、熱くなりてぇじゃん?」



ジョニー「マイケル、お前…。」



鳩二郎「……かっこいいじゃねぇか…」



鳩二郎は公園に落ちていたたばこをくわえながら言った。

もちろん火はついてないが。



マイケル「そうだ。

ゴミ掃除をしよう。

人間が汚した公園を、きれいにしよう!

こうしちゃいられねぇや。

鳩二郎さん、俺いってくるよ」


バサバサッ



マイケルは飛んでいった



鳩二郎「…わけぇって……いいねぇ…」



翌週。



ゴミ荒らしの常習犯としてマイケルは人間に駆除された



鳩二郎「…いけないねぇ……」

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