SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
持っていた荷物が転がり落ちる
大きな音が響いた。




…あれ?痛くない?




階段から落ちたはずなのに
どこも痛いところがなかった。




むしろ、柔らかい暖かいものに
包まれている感じがした。
それに何故か宙に浮いていた。



ど、どういうことだろう…




そっと目を開くと
知らない男の子が
私をお姫様だっこしていた。




「君、大丈夫?」




男の子は心配そうな顔で
私の顔を覗き込んでいた。




「えっ、あの…その」
< 136 / 264 >

この作品をシェア

pagetop