SHARE♡HOUSE-4人のイケメンくん-【完】
小さなコタツに
ギューギュー詰めに
みんなが足を入れていた。




そんな様子を椅子に座って眺めていた。




「だって寒いんだもん!」




紫苑くんはほとんどコタツから
足がはみ出していた。




「そんなに言うほど寒いかな~?」




確かに寒いけど暖房だってついてるし
そこまでとは思うんだけど……




「あ~も~お前ら邪魔だ!美璃!部屋いこーぜ」




佑聖くんはコタツから抜け
私の手を掴んでリビングを
出て行こうとした。




「おい佑聖。抜けがけかよ」

「だったら俺も美璃ちゃんと部屋戻るしっ」




と、またそこで火花が散っていた。
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