キミの心に届くまで
「ふざけんなよ。だったら俺が来た意味ねーし」
「え?」
「なんだよ、適当に時間潰すって。少しは俺を頼れって」
「え……だって、迷惑じゃ」
「心配だから来たんだろーが」
鋭い瞳に心を射抜かれた。
ドキドキが止まらなくなって、顔に熱が帯び始める。
そんな風に言われると、嫌でも勘違いしちゃう。
ダメだって……。
郁都を苦しめるだけだってわかってるのに、心から郁都を求めてしまう。
ねぇ……好きだよ。
大好きだよ。