無敵な2人
しかし… 人では ない事に気づく…
頭から一本の角が生えていた。

一目見て 皆 怯え逃げ惑う…


『僧呪様…千魔姉様の敵討ち…オイラに殺(や)らせて頂けませんか…?』

一人の少年が 頭(こうべ)をたれ 僧呪の言葉を待つ


『そちは、【鬼魅魔呂キミマロ】では、ないか…面(おもて)をあげ…』

鬼魅魔呂が、顔を上げる銀髪の髪に鋭い目…鼻、口、耳には、無数のピアス… 破けたジーンズに腰には、三本のチェーン… 手首には、格好と不似合いな和柄の布切れ

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