大嫌い…なのに


しかも耳元で



「お前はもう俺のもん
離れられるなんて思うなよ?」



と囁いてきたから



イスから落ちそうになった



でも言い返したくって
口から出た言葉は



「私も陽太のこと大好きだから
一生離れてやんないもん!」



これで、恥ずかしくて後悔したけど
陽太の赤い顔を見れば
そんな思い一瞬で吹き飛んだ



「覚悟しろよ、碧」
「覚悟してね、陽太」





            *fin*
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