ギャル系女子が今日、黒髪おさげでやってきました。


「だからそーゆーことを言うなって.....」



って、もういないし。


逃げ足はや。



本当、クズだなあ。



「千鶴。さっきはキレて悪かった。」



「ううん。あたしが言ってなかったのが悪かったし。気にしないで。」




「わかった。じゃ、俺も帰るわ。」



ふぅっ、と一息ついて、瑠衣は席から立った。



「よろしくね。これからも。」



「当たり前。早く荷造りすませろよ。」



「うん。」




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