ギャル系女子が今日、黒髪おさげでやってきました。
「よし、じゃあ今日は帰ろ?」
「……ねぇ、千鶴ちゃんの家に、泊まってもいい?」
「いいよ。いつでも来な。」
「話したいことが、沢山あるから……」
そう言って、真剣な顔になる仁香。
雅也のこと以外にも、なにかあんのかな?
う〜ん………
里原絡みの話だったらちょっと嫌だなぁ…
「とりあえず、荷物用意しないと。
あたし、待つから。」
「わかった。」
あたしは、仁香と一緒に横断歩道を渡った。