PM 18:30 僕らの時間

反対

その夜、電話がなった。


プルルルルル プルルルルル


「はい、もしもし。」

『あの、俺、慶だけど…』

「慶!?電話なんて珍しいね?」

『実は明日…行けなくなった……』

突然の慶の言葉に驚く。

「な、なんかあった?」

『実は…親父が厳しいのは言ったよな?
それで、最近帰りが遅いってのと成績が落ちてるのでしばらくは学校以外の時間塾に行けって言われて……』

「そっか……」
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