桜〜出会い〜 【短編】
悠暉side
やっぱり意味がわからない。
なぜあの時あんなことを言ったのか。
憶測でならわかる。ただ、信じられない
自分がそう言うことになるのが。


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自分で言うのはなんだが、俺はモテる。
小さい頃からずっと告白されてたから、信じたくなくても信じるしかなかった。


ある日…。


悠「おはよう。悠暉。」


『おはよ。悠夜にい。』


俺の兄、川口悠夜(かわぐち ゆうや)は俺の一つ上の高2だ。


悠「今日入学式だよな?おめでとう。」


『ありがとう。悠夜にい。』

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