可憐な年下オオカミの飼い方

すぐに由美から着信がきて、鼻をすすりながら、事の経緯を何とか説明した。



一緒に一発殴り込みに行こう!と言ってくれたけれど、
私は顔も見たくない心境だった。


とにかく今は何も考えたくない。


忘れたい。





友達との約束をキャンセルして駆け付けてくれた由美と落ち合って、

今夜は呑み明かそう!


と、


行きつけのBARへ向かった。

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